おはこん!シルトです!
今回は富士伸太著「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻」を読みましたのでそのネタバレ感想を書いていきます!
全員誰かに裏切られ人間不信なのですが、そこからどう信頼し合うのかっていうのが面白かったですね!
また、想像し難い表現とかそんなになくサクサク読めました!
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻のあらすじ
その日、歴戦の冒険者バーティーに所属していたニックは、父のように慕っていたリーダーから追放を言い渡された。
だらしない仲間たちのため、金勘定や知識面などで彼らを支えていたにもかかわらず、横領の濡れ衣を着せられて。
恋人にもフラれ、すっかり落ちぶれてしまったニックだったが、偶然にも酒場で相席になった元貴族令嬢、破門神官、女竜戦士と意気投合する。
三人もまた誰かに裏切られて、人を信じられなくなった冒険者たちだったのだ!
誰も信じられない者同士だからこそ、共にやっていけると考えたニックたちは、生き残っていくために冒険者パーティーを結成する。
「それじゃあ、オレたちはこれから【サバイバーズ】ってことでどうだ?」
人間不信の冒険者たちが、最強のパーティーとして歩む冒険譚、ここに開幕!
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻のネタバレ感想
それではここから「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻」のネタバレ感想を書いていきます!
もうパーティ全員は人間不信なので疑い合うっていうのが変わってて面白い!
ただその疑いから徐々に信頼に変わっていきます!
※以下人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻のネタバレが含まれますのでご注意ください。
疑い合うという斬新さ
この人間不信の冒険者たちが世界を救うようですのキャラを説明しますと…
パーティから追放され彼女に裏切られた冒険者ニック。
賄賂などの濡れ衣を着せられた元貴族令嬢のティアーナ。
少女に暴力を振るったという濡れ衣を着せられた破門神官ゼム。
仲間に裏切られ持ち物を全て奪われた女竜戦士カラン。
の4人が主要キャラ及びサバイバーズです!
ニックとカランは利用されてた感じで、ティアーナとゼムは嫉妬かなんかで引き摺り落とされた感じです。
全員人間不信なのでパーティを組んでも、最初は疑い合います。
その疑い合いが面白いんですよね!
冒険のパーティって信じ合うからこそ結成できる感じだと思うのですがこれは違う!
疑い合うからこそ結成できたと!
例えばお金の管理ですが誰か1人だけで管理をしていると、そいつが盗むんじゃと信用はできないと。
そこでそれぞれカランが金庫、ゼムが金庫の鍵…というふうに分けて全員で管理するという発想!
信じ合うのではなく疑い合うパーティ…斬新!!
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弱点を明かすことで信頼を生み始める
お金の件はそれぞれ分担して管理することになったので解決はしたのですが、やっぱり人間不信なのでニック達は互いにすぐには信頼できませんでした。
さらにはティアーナがミスしてカランに魔法攻撃を当ててしまい、裏切るんじゃないかとカランが疑い深くなると…
しかしその後ティアーナはお詫びとかではないのですが、近距離戦が弱点ということを明かします。
カランはなんでそんなことを言うのかはすぐには理解できませんでしたが、簡単に言うと近距離のカランが裏切り攻撃しようとすればできるってことですね。
それで弱点を明かしたことによって少しだけ、信頼とまではいかなくとも少しは抵抗がなくなり…
ティアーナに続きゼム、ニックは長所と短所を明かしていき信頼を築き上げていくのが良かったですね!
まぁ弱点ってそうそう明かすものじゃないですからね。
本当に信頼するには長所も短所もサポートする面でも知り合わなければならない!
カランのトラウマの克服
カランは過去仲間に裏切られ持ち物を全て奪われて、それがトラウマになっていました。
なので近距離の職種なのですが戦っている時に後ろから裏切られるのではと、最前線では戦えず…
しばらくそんな状態が続いていたのですが…
その後ニックがピンチになるシーンがありまして、ニックが身代わりになり仲間を逃そうとします。
しかしそれに対しカランは逃げだと、そしてカランがやられた裏切りと同じ行為だと思い、逃げずに逆に最前線に戦いに行ったのですよ!
ここで逃げずにされたことをしたくないとの思いでトラウマを克服!
最初カランはかなり疑い深かったのですが、これで一気に仲間を信頼するようになり本当良かったです!
さらにその後絆の剣というものがありまして互いに信頼し合わないとできない、合体〈ユニオン〉(ドラゴンボールでいうフュージョン)という技?を発動してかなり熱い展開でしたね!
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻ネタバレ感想まとめ
ここまで人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1巻のネタバレ感想を書いてきました!
序盤はキャラの説明的で今までの裏切られた境遇が書かれており、かなり暗い話でした。
しかし!徐々に疑い合い信頼し合っていき、さらにはかなり熱い展開もありまして面白かったです!
また、面白いと言ってもギャグ系の面白いとはまた別ですね!
あと…裏切ったキャラに復讐かそれより上にいく話が今後あることに期待です(笑)
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです2巻のネタバレ感想はこちら!
- MFブックス(人間不信の冒険者たちが世界を救うようです1)
それでは!
最後まで読んでいただきありがとうございました!