PR

魔女の旅々1巻ネタバレ感想!奇妙な国と村を旅をしハッピーもバッドエンドもある旅!

小説
記事内に広告が含まれています。

おはこん!シルトです!

今回白石定規魔女の旅々というライトノベルの1巻を読みましたので、ネタバレありでの感想を書いていこうと思います!

魔女の旅々1巻を読む前にちょっと調べたのですが、短編集で主人公イレイナの性格が悪い、そしてバッドエンドもあるという情報を事前に見ましたね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

魔女の旅々1巻のあらすじ

魔女の旅々は短編集なので話はほとんど繋がっていませんが、最初の1章のあらすじを書いていきます!

イレイナは魔法使い以外は入国できない魔法使いの国に行き、ほうきで飛びながら散策していましたが、突如背後から別の魔法使いの少女が激突してきます。

そしてその日の夜、宿に泊まろうとしますが、宿主は背後から激突してきた少女「サヤ」でした。

宿代は魔女だと1泊半額だと書かれておりましたが、イレイナはその時魔女の証であるブローチがないことに気づきます。

しかしサヤはイレイナを魔女だと信じ、そしてサヤは魔女見習いになるための試験に合格するために特訓して欲しいとイレイナに頼みます。

イレイナはブローチが見つかるまでの間なら特訓してくれると言い、サヤの魔女見習いになるための特訓が始まる…

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

魔女の旅々1巻ネタバレ感想

それでは魔女の旅々1巻の感想をネタバレありで書いていこうと思います!

短編集なので読みやすい

最初の方に書きましたが魔女の旅々は短編集なんですよね。

大体1章25ページ前後(章によっては10ページくらいのものも)でして、他の小説のように話がずっと続いていないので気軽で読みやすかったですね!

そしてストーリーごとに旅先の国の背景が違うので楽しめました!

ただ短編集で気軽に読みやすい分、伏線がほぼなくストーリーがほとんど繋がっていない(繋がっているとしてもギャグパートの旅の途中という章くらい)ので、何かを予想したり考えたりするのが好きな方は合わないかもしれません。

まぁ逆に言えば話が繋がっていないので、どこからでも気になった章を読めるメリットがありますね!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

イレイナの性格はそこまで悪くはないドライな印象

事前情報で主人公イレイナの性格が悪いという情報を見まして構えていましたが、そこまで性格は悪くなかったですね。

私の予想としては「私にひれ伏せ!!」と思っているくらい高慢で性格が悪いと思ってましたが、ただ心の中で余計な一言をつぶやいているだけでしたね。(一部少し性格が悪い一言を言う場面がありますが)

例えばまた「この国に来ます!」と言いますが心の中では「まぁ建前なんですけどね」的な。

そしてイレイナは魔女でもあくまで旅人なので人助けは基本しません。まぁドライなのかな。

多分正義感が全くないのではなくネタバレになりますが、旅に出る前に母と約束した3つの内の2つが関係しているのだと思います。

「一つ­­目。危険な目に遭いそうな時は、なるべく逃げること。余計なことに首を突っ込もうとはしないでね。もしかしたら、死んでしまうかもしれなから」

「二つ目。自分が特別な人間だとは思わないこと。魔女だろうとなんだろうと、あなたは旅人なの。決してつけ上がらず、他の人と同じだということを忘れないでね」

P.282

でも1つ目の約束の後に「死にたくないのでそんなことしません」、2つ目の約束の後に「調子に乗ってたのは過去の事」的な感じに思っているので、今読み直したら約束して無くても怪しい気がしてきた…

まぁこの性格好きと言えばちょっと違いますが、嫌いではないです!

ちゃんと優しい面も少なからずありますし!

一気に鬱展開に持って行く話がゾっとする

魔女の旅々は1巻だけ読んでみた感じそこまでハッピーエンドはない印象でして鬱展開、いわゆるバッドエンドが比率的には多いかなと思いましたね。

最初読んでいた時にハッピーエンドになりそうな雰囲気だったので、安心して読んでいましたが最後一気に鬱展開に持って行かれてゾッとしました…

例えばアニメの方の魔女の旅々の3話が話題になったらしく、同じ話で小説だと6章の「瓶詰めの幸せ」ですが…

イレイナの旅先の村にいた少年は少女に蓋を開けると人々の幸せが見れる瓶を見せようとします。

ちなみに少女は奴隷で村長に買われ(少年はそのことを知らない)、悲しい暮らしを送っていました。

そのために少年は瓶を見せて少女に世界は本当はこんなに幸せなんだよと教えて、これから少年は少女に幸せにしたい。

ここまで見るとハッピーエンドになりそうな展開ですが…

イレイナがその村から旅立ちますが、その時少女と目が合い少女の目には「闇」が見えました…

イレイナは次の街が見えた時にまさかと思いますが…「二度とあの村を訪れないでしょう。きっとあの村に戻っても悲しい思いするだけしょうから」的な感じ終わります。

ちょっとネットでの考察見たのですが恐らく少女は自○したのではないかと…

実際はこの後の展開が書かれてないので不明ですが多分…自分の今までの人生に絶望して…

良い展開にさせておいて一気に絶望の海に放り込まれる感じゾッとしますよ!

まぁでもなんか考えさせられますね…今回ので言うと人の為にやったことが必ずしも正解ではないと。

こんな感じにハッピーエンドと比べると鬱展開の話が多いです。

もちろんどちらでもない終わり方もあります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

魔女の旅々1巻ネタバレ感想まとめ

魔女の旅々1巻のネタバレ感想まとめですが短編集で読みやすく、悲しいお話もありますけど少し考えさせられる1冊でした!

あとハッピーエンドになりそうな展開から一気にバッドエンドに持って行くので、本当にハッピーエンドなのか展開を予想してハラハラドキドキするのも楽しめましたね!

個人的に魔女の旅々1巻で好きな章を3つ順位付けで選ぶとしたら…

  1. 第六章「瓶詰めの幸せ」
  2. 第一章「魔法使いの国」
  3. 第十二章「民なき国の王女」

ですね!!

またイレイナの余計なことに首を突っ込まない性格、短編集、そして国々が奇妙な点で見たら漫画「岸辺露伴は動かない」になんとなく似てた気がしました。

そして伏線が完全にないわけでないですけど、短編集なので厳しいかもしれませんが、数える程度にしかないのでもう少し伏線が多かったら個人的にはもっと楽しめたかなと思いましたね。

それでは!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

小説
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

この記事をシェアする
シルトをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロッカーが検出されました

広告ブロッカーを使用して広告をブロックしていることを検出しました。使用している広告ブロッカーを無効、もしくは当サイトをホワイトリストに入れ再度アクセスしてください。

※広告ブロッカーを使用していないのに表示される場合は、再度読み込み直したら消える場合がございます。

タイトルとURLをコピーしました