やっシル〜!シルトです!
今回はうめざわしゅん著「ダーウィン事変1巻」を読みましたのでそのネタバレ感想を書いていきます!

このダーウィン事変はですね…
今まで私はラブコメとか異世界もの読んでましたが、それらと比べるとかなり哲学的で難しい…!
なんだろうね…
いい意味で難しくて疲れる!
ダーウィン事変1巻のあらすじ
テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護された。
彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。
チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することに。
そこでチャーリーは、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。
ダーウィン事変1巻のネタバレ感想
それではここから「ダーウィン事変1巻」のネタバレ感想を書いていきます!
色々とダーウィン事変は考えさせられる漫画ですね。
差別や偏見、社会問題とか色々と…。
※以下ダーウィン事変1巻のネタバレが含まれますのでご注意ください。
テーマがテーマだから考えされられる
このダーウィン事変はチンパンジーと人間のハーフのチャーリーが主人公です。
そしてこのテーマはテロや差別、偏見などの社会問題を取り扱っており、チャーリーは人でもあるし人ではない感じでそれが発端で物語ではテロなどが起こります。
とにかくね…社会問題が多く考えさせられて、読むだけで頭が疲れますね…。
でも同時に「いつか向き合わなきゃいけない問題なのかもしれない」とも思わせられもしましたね。
なんだろう…ラブコメとか異世界ものがジュースと例えるなら、ダーウィン事変はブラックコーヒーかなと…!!
その社会の苦さわかる大人向けというか…!!
何が正義で悪なのか…
1巻ではヴィーガンの問題が出てきまして、ヴィーガン自体は良いんだけど過激派な押し付けてくるヴィーガンも一部いるわけじゃないですか。
それでヴィーガンは悪だっている人もいるし。
ただ本当にそれでヴィーガンが悪なのかと。
そこがね…本当考えさせられまして。
例えばヴィーガンの生徒のキャラがいまして押し付けようとするんですよね。
その生徒に反対する人は別に肉を食えとか押し付けてはないだろと。
ただヴィーガンの生徒は動物たちに苦痛を押し付けているだろう、それと一緒だと言いまして。
なんだろうね…どっちも言ってることわかるんだけど…うーん…
本当考えされられますね…
何が正義で何が悪なのか…
そもそもそんなもの本当にあるのか…
チャーリーのふとした一言が刺さる…!
チンパンジーと人間のハーフのチャーリーのふとした一言が色々と刺さるのですが…
それで今回特に心に刺さったものは…
「友達がいないと社会に適合できないの?」
という一言!
私、リアルでは友達少ないんですよね。
それでずっと悩んでまして。
ただこのセリフで私はなんとなく友達がいた方が良いとか、友達がいないのは良くないみたいなことを当たり前のように思っていまして。
でも、チャーリーは外側からそれを見て、純粋に「それって本当なの?」と疑問を持つわけですよ!
その外から見た視点が、妙に胸にひっかかりましたね。
学校でもSNSでも職場でもなんでも良いけど、何らかの友達としてのつながりがあることが普通みたいにされる時代で…
「それがないと適合できないの?」
とあらためて訊かれると、自分でもちょっと答えに詰まってしまうかなと。
この本質を突くチャーリーの疑問が突然現れるのが新しい気付きがあり良いですね!!
ダーウィン事変1巻のネタバレ感想まとめ
ここまでダーウィン事変1巻のネタバレ感想を書いてきました!
確かに社会問題を扱っていて重い内容で読むのが疲れますが、ふと気づくことは色々とありますね。
ただ単に重いだけじゃないのが面白い!
でも、これ連続で読み進めるとなるとちょっと癒し系とかの漫画欲しくなりますが…(笑)
- アフタヌーンコミックス(ダーウィン事変(1))
それでは!
最後まで読んでくれてありルト!









