おはこん!シルトです!
今回は駱駝著「シャインポスト2巻」を読みましたのでそのネタバレ感想を書いていきます!
シャインポスト2巻はゆきもじで活動している祇園寺雪音(ぎおんじゆきね)と伊藤紅葉(いとうもみじ)が、TiNgSに加入するかしないのかっていうのが見どころでしたね!
シャインポスト1巻のネタバレ感想はこちら!
シャインポスト2巻のあらすじ
日生直輝は違和感を感じており、それは「Be Your Light!!」という曲。
TiNgSがデビュー前に手に入れた曲で初めての持ち曲なのだが、決して定期ライブでは行わなかった。
そしてその曲を確認してみたところ3人ではなく5人で歌うために作られた楽曲だった。
TiNgSのiとgは伊藤紅葉(いとうもみじ)、祇園寺雪音(ぎおんじゆきね)のイニシャルであり元々は5人であるが今では2人は脱退し、ゆきもじとして活動している。
また、次のライブは新宿ReNYでやるが、観客はジャンプが禁止され、階下に迷惑をかけないようにと応援を自重したりとライブへの集中力が削がれてしまう。
それを補うようにより良いライブを行うために、TiNgSからTINGSへ戻らなければならなく、伊藤紅葉と祇園寺雪音を戻すためTiNgSの3人は動き始める。
シャインポスト2巻のネタバレ感想
それではここから「シャインポスト2巻」のネタバレ感想を書いていきます!
祇園寺雪音、伊藤紅葉は嫌味を言ったり、TiNgSのメンバーにサンシャインシティ噴水広場に2000人集められなければ解散することをバラしたりしましたが…
本当は違ったんですよ…!
これが感動して泣きました!
※以下シャインポスト2巻のネタバレが含まれますのでご注意ください。
太陽ではなく月になったアイドル
先ほども書きましたように祇園寺雪音と伊藤紅葉は1巻の時にTiNgSに対し嫌味を言ってました。
ただこれはある作戦でして元々2人はTINGSにいて、残る3人は実力不足だと言い抜けたんですよね。
これはどういう作戦かといいますと春天国春は実は全然本気出してないんですよ。
なぜかというと後にも書きますが、1人だけ実力ありまくると他のメンバーが埋もれてしまい崩してしまうためなんですよね。
それが祇園寺雪音はショックで、春天国春に本気を出させるために実力不足だと言い悪役徹しました。
太陽を輝かせるために月になったと…
わざと悪役に徹するってかなりの覚悟がないとできませんよ…!
しかもそれだけじゃないんですよ!
ゆきもじ2人は噴水広場にも来てましたがすぐ帰るシーンがありましたが…
ただ…帰っているのではなく本当はこっそりとライブ中にTiNgSのビラを配っていたんですよ!
こんなのズルいよ…泣かせに来ますね!
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本気になるのを恐れる春
先ほども書きましたが春はかなりの才能がありましたが、本気を出すのが怖かった。
というのも、春は昔別のアイドルグループにいまして本気を出して、春だけ目立って全体のバランスを崩すことがあったんですよね。
春はそれが嫌でわざと手加減をしたと。
しかし…手加減しててやりたいことができない、とはいえ本気出したらバランスが壊れるという葛藤…
それでメンバーは引き止めましたが別のグループには自ら脱退するということになりました。
才能がありすぎるのも考えものですね…
バランスが保てなくなるとグループとしてどうなのかとも思いますし。
しかし!今は春に本気を出させるためにゆきもじが再加入しTiNgSではなく「TINGS」となり他の4名もかなり進化してるので、本気を抑えなくてもいい環境になったのでよかったですね!
ただ春が脱退した別のグループのメンバーどうなってるのかな…って思ったらまさかの…!
春を本気にさせるため追い詰める!
いよいよ新宿ReNYでのライブですが、春を本気にさせるために追い詰めるシーンがありまして、春は最初にセンターには立たせずに杏夏の安定感、紅葉のダンス、雪音の感情表現、理王の歌唱力でファンを魅了させます。
そこで春の興味を失わせたところで春をセンターに投入!
もちろん観ているファンは微妙な反応になります。
しかし、春は才能がありそれを覆す!
それもただ覆すのではなく、かなり本気を出してちょっとだけ余力を残すとう感じで、今後の春の成長をファンに楽しんでもらうという!
まさか計算的に余力を残して今後の成長をファンに楽しませる…よく考えてますね〜
実際リアルのアイドルではどうなんでしょうね?
成長を楽しむファンもいるのかな?まぁジャンル変わりますが、プロレスも選手の成長を楽しんで観ることもあるし同じかな。
直樹は螢の元マネージャーだった!
これ間違ってたら申し訳ないのですが、絶対アイドルでしたっけ?の螢ですが、その元マネージャーが直樹だったという!
しかもTINGSに入る前に春が螢のライブ会場に忘れ物をしまして、そこで出会ったのが螢でその後ろには直樹がいたと。
さらに直樹は「ケ…螢、そろそろいいかな?」というセリフを言いまして、あのLINEのような挿絵に宛先はケイって書いてありまして、99%直樹と螢のやりとり!?
まぁでも2巻のLINEのようなやりとり見てもそこまで伏線的なものはなかったですが、ただエピローグ直前にTINGSと螢が対面しそうな会話があったので楽しみですね!
そして元螢のマネージャーだからあんな仕事できたんですね!
旧友でありライバル登場
これエピローグで書くか迷ったのですが書かせていただきます。
最後HY:RAIN(ハイレイン)というアイドルグループから、対バン(対抗バンド)を申し込まれ場所は2000人入れる中野サンプラザ。
そしてHY:RAINはなんと…元々春がいたアイドルグループであるという!
しかしHY:RAINとなれば人気アイドルグループなので、中野サンプラザでやらなくとももっとお客さんを集められますが場所を選んだ理由が…
春を乗り越えそしてTINGSを飲み込む、さらにHY:RAINのマネージャー鏑木綾(かぶらぎりょう)は直樹に因縁があり、もしHI:RAINが勝った場合は直樹にマネージャーを辞めてもらうという…
噴水広場の解散もそうですが、次はマネージャーの存続をかけたライブって…
まだTiNgSからTINGSになって間もないのに苦難が続きますね…
これ乗り越えられるのか…それともワンチャン螢が助けにくるのか…(お約束展開でほぼ助けはない気がするけど)
続き読むのが怖いですが、熱い展開になってきました!!
シャインポスト2巻のネタバレ感想まとめ
それではここまでシャインポスト2巻のネタバレ感想を書いてきました!
2巻はTiNgSからTINGSへ、そして春含め全員の悩みがついに解決、さらに旧友でありライバルが登場と物語が動き始めましたね!
ちょっと最後マネージャーを辞めてもらうってのでヒヤヒヤしてますけど、まぁとりあえずはゆきもじがわざと悪役に徹してくれてたことを知って感動しましたし、ライブ終わりに互いに高め合う精神ができてたのでよかったですね!
そして春の旧友だとしてもHI:RAINには負けないで欲しい!
シャインポスト3巻のネタバレ感想はこちら!
- 電撃文庫(シャインポスト2)
それでは!
最後まで読んでいただきありがとうございます!