おはこん!シルトです!
今回は斜守モル著「死呪の大陸」というライトノベルを読みましたので、ネタバレありでの感想を書いていきます!
死呪の大陸は9月にネットニュースで発売されると見まして、キャッチフレーズと言うんでしょうか「停滞か自由か、死か生か、王道「呪」ファンタジー」という文に惹かれまして購入して読んでみました!
本当は9月に既に買ってたので読んで感想書きたかったのですが、色々とありまして本日になりました(苦笑)
死呪の大陸のあらすじ
死呪の大陸のあらすじを簡単にまとめるのは難しいのですが…
リグレイ帝国という帝国にシキ=カガリヤという少年が住んでいました。
シキは弟と共に海岸に夕食の魚を釣りをしに行っていたのですが、そこで釣れたのは魚ではなく薄汚れた瓶。
瓶の中には別の文明と思われる文字が書かれた古びた紙と指輪。
そして指輪を付けるとなんと読めなかったはずの古びた紙の文字が読め、「ノルという神が願いを叶えてくれる」という内容。
シキは帝国の中で一生閉じ込められるのは嫌で、帝国の海の向こう側を見たいという願いをノルに願いました。
そしたら急に腕全体に手紙と同じような文字がびっしりと刻まれた。
内容は簡潔に書きますとノルの定めし道標(シルベ)に従い3つのもの(故郷、自尊心、忠誠心)捨てると言うこと。
シキはそれに従います。
しかし…それは呪いだった…
シキが13歳になった時確かに船ができ海の向こう側に行けるようになりますが、突然火山湖が爆発し、さらに弟はむごい姿になり弟の体には「悲劇を止めたければ「悪の死源」(ペイシェント・ゼロ)を倒せ」と書かれそして白き大樹の核となってしまう…
アオイという青年に助けられなんとか生き残ったシキは船に乗るが、アオイは毒にやられ亡き者に…
そしてシキは決意する「弟をちゃんと殺すと…」
4年の月日が経ちエヴィルという少女と出会い共に行動し、「悪の死源」(ペイシェント・ゼロ)を倒す旅が始まる…
と、死呪の大陸のあらすじはこんな感じです!
まぁダークファンタジー系ですね!
えらい長くなってすいません。
死呪の大陸ネタバレ感想
死呪の大陸は一言で言うと残酷なのですが、ストーリーの展開の予想を反して裏の裏のさらに裏を返してきて面白かったですね!
予想を反して裏の裏の裏を返してくる
予想を反して裏の裏の裏を返してくるというのはどういうことかというと、例えばまだこれは序の口ですがエヴィル(表紙のキャラ)がなんと…女性だと思っていたら男性だったと!
さらに!シキも男性だと思っていましたが中盤あたりで女性だと判明!
もう混乱してました(笑)
でもなんか…いいね!
ただこんなもんは本の序の口でしたよ…
ダクティルという天才の研究者がいまして過去にその恋人カミュエラを家ごと焼かれ殺されたんですが、シキの推理上ロティカだと判明。
しかし本当はロティカが犯人ではなければ殺されたのはダクティルのストーカーで、殺したのはロティカ。さらにカミュエラは生きていて整形して名前も変えたロティカという!!
これは驚きました!!
裏の裏の裏を返してくるとは…
しかもその整形して名前も変えてカミュエラが亡くなったことにした理由がいいんですよ…
ダクティルとカミュエラは同性愛で、国民は認めてくれないだろうと思い依存しないようにカミュエラは自分を亡き者に…
もう悲しい決断だっただろうに…
スポンサーリンク
スポンサーリンク
主人公勢キャラの個性が良い
死呪の大陸の主人公勢はシキとエヴィルです。
シキはアオイという青年に憧れて、女性だけど男性として生きているという感じでしてクールな性格でして、エヴィルは特に変は意味は無く、髪が伸びてる方が力が入るという理由で女装(心は普通に男)をしており、性格は子供っぽく自由で血の気が強い性格ですね。
性格は正反対だし性別も男だけど見た目女、女だけど見た目男でなんかギャップ萌えしました!
シキのクールな性格も良いんですが、エヴィルのおふざけだけどやるときはやる性格も良いので個人的にはエヴィル派かな~
熱い展開が本当に熱い
シキが怒りに燃えてるときエヴィルが冷静になるよう止めようとしますが、冷静にならずにシキは…
「ただ偶然出会っただけ。ほんの気まぐれで、一緒にいるだけなんだからさ」
と、エヴィルに言ってしまいここで別れてしまうと…
もうかっとなって言っちゃったかと…こっちまで悲しい気持ちになりましたね…
そしてシキは1人で行動し敵に襲われ拘束されピンチになります。
どう足掻いても拘束は解けず一巻の終わりだと思ったその時…
「うちのシキを勝手に泣かしてんじゃねぇよッ!」
とエヴィルがシキを救出しに!!
救出に来るのもそうですがあんなこと言われて別れたのに「うちのシキ」と言ってるところが熱い!!
こういう別れた相手やライバルなどに助けられる場面本当弱くて涙がボロボロと!!
おふざけキャラだけどやるときはやるキャラ本当にいい!
死呪の大陸ネタバレ感想まとめ
死呪の大陸のネタバレ感想まとめですが最初は当て字が多いので、単語覚えられるか不安でしたが徐々に慣れていき、キャラの個性も良いし、残酷な世界観ですがエヴィルのおふざけで中和されててよかったです!
だだ思うところがあるんですよね…
今回触れませんでしたけどサタって睡眠薬で眠りその後一切出てきてませんが、仮に2巻が出たとしたらサタが元凶のストーリーになるんでしょうかね?
もしくは書いてないだけで普通に捕まったのか…
どうなんだろう…
そしてちょっとエヴィルの名前に気になることがありまして…
英語表記に直すと「Evil」意味は「悪」…
考えすぎかもしれませんが仮に名前がここから来ているとしたら…今後エヴィルは敵キャラになるのでしょうか…
まぁ考えすぎだと信じてまたシキとエヴィルのコンビ見てみたいですね!死呪の大陸2巻希望!!
- MF文庫J(死呪の大陸)
それでは!
最後まで読んでいただきありがとうございました!